2025年4月7日から同年9月29日にかけて、連続2クールで放送されたアニメ『Summer Pockets』(サマーポケッツ)。原作は2018年6月29日にKey恋愛アドベンチャーゲームである。
本作に対する私の印象は「原作通りの各ヒロインへと進むルート分岐を、上手に一本の線につなぎ合わせたアニメ制作委員会の”執念”が強く感じられるアニメ」である。「Key作品のアニメ化」という高いハードルを、秀逸な脚本と美麗なアニメーションによって飛び越えたのだ。翻案の成功例、それがアニメ『Summer Pockets』である。
そんなTVアニメ 『Summer Pockets』のBlu-ray BOX 上巻が2025年10月31日発売された。価格は定価32,780円(税込)。私は店舗特典が付かないバージョンを楽天ブックスにて購入。価格は27,207円(税込)だった。本当は上巻も下巻もVA STORE(ビジュアルアーツ公式の通販サイト)で購入したかったのだが、予約が間に合わず断念……。
上記の通り、店舗特典が付かない方はその分5,000円ほど安い価格だったので、購入される方は店舗特典や金額の差異を考慮されたい。
あらすじ(アニメ公式サイトより引用)
亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、
鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。
祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、
初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。
海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。
島で新しい仲間が出来た──
この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
あらすじはこんな感じ。主人公の青年が「鳥白島」で出会う少女たちとの交流を通して、成長していく物語である。
それではあらすじもほどほどに開封していく。

Blu-rayBOXは「オリジナル収納BOX」に包まれている。画像はシュリンク付きの状態。
イラストはキャラクター原案のNa-Ga・和泉つばす・永山ゆうのん ら原作陣による描き下ろしだ。

シュリンクを向いた状態。収納ボックスの外側に厚紙の帯がついている。そこそこ大きい厚紙なので、きれいに収納しようとすると少し困るサイズ。

収納ボックスの裏面。厚紙の帯にキャストやスタッフ、主題歌や各話リストなど、収録内容が記されている。

厚紙を取った状態。ヒロイン4人が映る全面の書きおろしイラスト。

収納ボックスの裏面。表面のイラストと対照的に、サマポケのロゴと水色で描かれた4人のシルエットが描かれているシンプルなデザイン。

収納ボックスを開けた状態。得点の数々がぎっしり!以下各特典を紹介していくぞ。

パッケージと同じ書きおろしイラストを使用した「B2タペストリー」。大きい。

「特製イラストカード5種」(ポストカード)と「A5サイズアクリルパネル」。

「アクリルフィギュア4種」。上のアクリルパネルと同じイラスト。

特典冊子「別冊鳥白島観光日誌 上巻」とオリジナルラジオCD「鳴瀬家の食卓(特別版)」。鳥白島観光日誌には
- キャラクター紹介
- 各話あらすじ
- キャラデザ集
- 作中スポット集
- 版権イラスト集
- スタッフコメント
が掲載されており、非常にボリューミー。個人的には特典の中で一番嬉しかった。

ブルーレイが収納されている「原作描き下ろし三方背 BOX」。水色と藍色を基調としたシンプルなマリン系のデザイン。シンプルながらも貝殻や砂浜を模した装飾がキュートで、このデザインも非常に好み。

三方背BOXに格納されていたディスクホルダーは「feel.描き下ろしデジパック」となっている。ちょうど4枚組だから、各ヒロインがバランス良く配置されていてキレイ。

ディスク面。ピクチャーディスクとなっており、この4枚にアニメ1話~14話が収録されている。

内容物は以上である。大きめの収納ボックスに大量の特典が入っており、非常に満足感のあるBlu-rayBOXだった。
「Key作品」と言えば『Kanon』『AIR』『CLANNAD』ら三部作×京都アニメーションのアニメ作品が非常に高い評価を受けている中で、2010年代からは『リトルバスターズ!』シリーズがJ.C.STAFF制作で放送。そのほかにもP.A.WORKSやエイトビットなどのアニメーション制作会社がKey作品のアニメ制作に携わってきた。そんな状況の中、今回のfeel.による『Summer Pockets』のアニメ化。群雄割拠のアニメ業界において、もはや「どこの制作会社が正解」というのは(あんまり)無いのだろう。「Keyと言えば京アニ!」というのはそこそこ古い価値観なのかもしれない。
鍵っ子(Keyファン)の私としても、これからも連綿と続いていくだろうKey作品のアニメ化を、制作会社の違いによる偏った見方をせずに、フラットに受け入れていくことが大事だと意識していきたい。実際今回のサマポケアニメ化においても、初めてPV見たときにかなりテンション上がったし。キャラクターデザインはもちろん、背景や海が特に綺麗だったんだよな。
とりあえず12月のBlu-ray BOX 下巻の発売を待つとともに、原作ゲームのアッパーバージョン版である『Summer Pockets REFLECTION BLUE』のアニメ化を期待していよう。テレビで「アスタロア」が聴ける日を心待ちにして……。
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参考リンク:TVアニメ『Summer Pockets』公式サイト、TVアニメ『Summer Pockets』Blu-ray BOX 公式サイト